スター・ダスト

久住小春卒業。
確かにここまで来てのエース候補脱退は興味深いニュースであるし、
これまでの卒業と違う不自然な点がいくつもあるため、
様々な憶測を呼ぶのもわからいではない。しかしながら
いささかネットが騒ぎすぎではないかというのが現時点での私の実感である。


もともと7期は「エース募集」などという実の伴わぬ煽り文句とともに募集され
当初加入該当者なし、仕切り直しをしてからの久住加入という
入団の時点から不自然だらけの茶番オーディションだったことを忘れてはならない。
しかもオーディションの最中にリーダーの矢口真里が敵前逃亡同然の脱走をしている。
ドタバタ劇の中で残ったオーディションメンバーに
モチベーション維持を要求すること自体が無理難題と捉えたほうがよろしい。
最初からこのような屋台骨のぐらつきを目の当たりにしてきたのが久住であり
そのぐらつきをエースが支えろと、周りの大人はどのツラを下げて言うつもりか。
頼みの綱の吉澤、藤本も卒業し、ないない尽くしの高橋政権下で
ソロの仕事を全うした唯一の実績保持者としていかばかりの重圧かかかるか、
仕事もなく社会的な期待も0に等しい諸君らには
推し測りかねる部分が多々あるのではないか。
それを棚に上げてタイミングがおかしいだの写真を取られたのではなどと
無責任な言説をネットに蔓延させるのは賢者のあり方ではない。
恐らく久住は長い間重圧に耐えてきたはずだ。
もう少し久住のことを考えてやれ。


実力のないものが鳴り物として祭り上げられ、
プロモーションで脚光を浴びたといっても、それはただの見せ掛けに過ぎない。
才覚のないものに実力以上の官職を与えても自滅するか職を食いつぶすかどちらかだと
久住が教えてくれたではないか。


夜空にきらめいた星クズよ。


おまえは本当の意味で一時だけのミラクルを掴み、輝きながら消えたスターダストだ