藤本復帰論

相次ぐメンバーの不祥事に、のらくらと方針のはっきりしない事務所。
秋雨本来の涼しげな風流もなく、じめじめと続くだけの湿気に任せ
あまり否定的なことばかり書いているとただのアンチだと思われる。
たまには前向きなことを言って暴風の過ぐるを待つとしようか。


ハロプロでソロとしてはトップアイドルとして扱われる、
松浦亜弥のシングル「笑顔」が遂に初動10,000割れをする事態に至った。
GAM自体は松浦のシングルと同時期にリリースされたライブDVDが、
スキャンダル渦中にありながら娘に次ぐ売れ行きを見せ、
且つ、本日も台風の中、ハワイツアーを敢行するようなので
さしあたっての問題がないように思える。
しかし、トップアイドルの銘を持つ松浦個人のCD売り上げが不振であるのは
ハロープロジェクト全体がやはり不人気である、ということを裏付ける
証明になってしまうため、これに対し事務所は早急に
何らかの手を打つ必要があるのではないかと思われる。


いつもならここで事務所の無策を嗤い、
トップ風を吹かせながら1万割れするという
情けない大失態を晒した張本人を完膚なきまでに叩きのめすところだが、
前述したとおり季節的にあまり気乗りもしないので、
ここから糞事務所が逆転するにはどのような手を打つべきかを
僭越ながら勝手に思い巡らしてみよう。


誰にでも分かる簡単な答えだと思うが、それは
藤本美貴の謹慎処分を早期に解き、GAMの活動を活発化することだ。
松浦亜弥が売れず、GAMの売り上げのみなぜ変わらないのか。
単純に藤本美貴の人気が松浦の不人気を支えているからである。
松浦一人では数字にならないがGAMなら3万からの数字がはじき出せる。
ならば考える必要などどこにもない、さっさと藤本を使うべきではないか。
単純な足し算でこんなことは幼稚園児にも分かりそうなことなのだ。
しかもデビュー当時からのキスプリ流出などで藤本のヲタは
スキャンダル慣れをしている、屈強な兵揃いだ。
「復帰の一枚」となればアルバムだろうがシングルだろうが
厭うことなく一人3枚は買うだろう。
その意気込みは本日ハワイで我が同士の美貴ヲタが
全員一丸となって示すであろう。


「一般へのイメージが悪いから藤本を出さない。」
これが実は何よりも良くない。下策中の下策と言うべきだ。
「CDが一万枚に達しなかった松浦亜弥
このほうがよほど一般へのイメージが悪いのに
まるで腫れ物を隠すように藤本を謹慎させることで
却って何か疚しいことがあるように感じさせている事務所方針は
人間の心理をまるで読めていないズブの素人のやり方だといえるだろう。
今のアップフロントにいかに人材がいないかを物語っている。


松浦も藤本も現時点でイメージがプラスには働かない事は否めない。
それはそれで潔く認め、いろいろあったけど頑張ってるのよ私達、的な
謙虚な気持ちでGAMをまず盛り上げていくべきだ。
そのためのハワイであってほしいと遠い日本の地から願っている。
後日、改めて両名ともがソロの道を歩み、
ハロプロの両翼となったとき、
初めて地に堕ちた権威が羽ばたきはじめるであろう。