敗戦記念隊

62年前のこの日、長崎に原子爆弾が投下され、
ソ連の参戦も相俟って日本が歴史的な敗北を喫したのとまさに同じ夏。
ハロプロも後世深い傷跡になるであろう大失態をしでかしてしまった。


モーニング娘。10年記念隊」


モーニングの名を冠した選抜ユニットが、
あろうことかAKB48にCD売り上げで惨敗してしまうという
お粗末な結果を残したのである。
晒し者となってしまった恥ずかしいメンバーは


安倍なつみ飯田圭織後藤真希、新垣理沙、久住小春


の五名であるが、この敗戦は五名の進退問題にとどまらず、
同事務所に所属する他メンにとっても重大な意味を持つことになるだろう。


一つ、
誰の目から見てももうハロプロはアイドルの一流ブランドではないということ。
安倍、後藤という象徴の墜落、
常識的に考えて休養を優先して欲しい妊婦の参加、
地味な中継ぎ、キャラ人気で虎の威を借る無名新人。
これまで人気や名声が高いと見せかけで騙してきた化けのメッキが、
地域アイドルに惨敗したことで見事にはがれてしまったのだ。


一つ、AKBに名を成さしめたこと。
ただの地方アイドルとして取り扱われてきたAKBは
ハロプロに勝利したことでこれまでよりも堂々と
アイドル市場に名乗りを上げてくるであろう。
「Virgin Love」「くるくるぱあ」などちょっと聞いただけの
楽曲でさえ下り坂のつんくPより良曲が多く、実力も兼ね備えている。


最後にこの結果がもはやハロプロを支えるヲタの間ですら
当たり前の事実として受容されてしまっていること。
事務所による不人気メンのゴリ押し体質があまりにも長く続きすぎた。
新しい物好きのヲタは当然新鮮な女の子達に目移りしていく。
水が高所から低所に流れるが如しだ。
社会性の全くない独りよがりの目暗人事がかくの如き失態を招いたのだ。
もうヲタの流出は止まらない。


過去の栄光にすがっても駄目、現行のメンバーも駄目
ないない尽くしのハロプロの泥舟の船底が完全に消失する前に
我々ヲタもさっさと逃げ出したほうがよさそうだ。