藤本フライデー事件の位置づけ

狼では本件を加護の解雇、辻の妊娠騒動と結びつけて
一連のスキャンダルの一角と捉える論調が強い。
世間全体が、ハロプロを堕ちたアイドル集団の象徴と見なしており
先の辻加護(未成年者)の犯した不始末や、会見でのブザマな応答、
それに追い討ちをかける歯に衣着せぬ各社のマスコミ報道を見れば、
誰の目から見ても、アップフロント及びハロープロジェクト
道徳や倫理観、管理能力、イメージ戦略などなど
未成年アイドルを売り物とする会社にあって然るべき
全ての物が欠落していることが明らかだと思われるだろう。


こうした流れの中で、
歴代の中でも最も期待されている新リーダーにスキャンダルが起これば、
誰もが「ああやっぱりか」、と思うのは当然の成り行きである。
しかし、一度でも情報操作を学問として学んだ人間ならば、
今回の件は報道のタイミングが良すぎることに気付くはずだ。
辻の妊娠の直後にカリスマ性の高いリーダーの権威が傷つく、これは
あまりにも世間が欲しがるようなニュースだとはいえないだろうか。
否、世間の要求に合致しすぎていて不自然だとさえいえる。