まるごと食すベリーズ

雅やリーの、その排泄物までに言及せざるを得ない神々しいまでの
美しさに気をとられ、「歌って踊るアイドル」としての資質を
忘れかけていたような気がする。
初の単独紺はその資質をありありと見せてくれた感動的なものだった。


デビューして早一周年といえ、小中学生中心のユニットだから
娘。などに比べれば踊りの切れもまだまだ悪いし
個々がてんでバラバラに動いているようでまとまりがない。
今までの各種イベントなどで俺はそれを痛切に感じていた。
開始当初、全体的な印象はそんなに今までと変わらなかった。
桃子は相変わらずぶりぶりだな、茉麻は朴念仁だな、ぐらいに思っていたのだ。
だから最初からファイポぐらいまではいつも通りノリ重視でオイオイ言ってたのだ。
だが途中疲れたので、安心感あたりからメンバーを一人一人じっくり見ていった。
すると清水の動きがずば抜けていいのに気づく。
かわいいのは桃子、綺麗なのは雅なんだけど見てて面白いのはしみ公、
他の面に比べ踊りの基本の部分がしっかりしてるからだと思うんだが、
今まで雅や桃子中心に見ていた踊りを、しみ公中心に見ると、
まとまりがないように思われたダンスもなんとなくまとまってるように思えた。


そう考えると茉麻も中央に出てくるとき  おっ、と思わせる動きを見せるし
桃子のブリブリ加減もいつにもましてはじけていると思う。
リーもすごい足が上がっているハァハァ、イイヨーイイヨー
と、今まで気づかなかったいいところが次々と出てくるのだ。
各人のスキルアップが大なり小なりあっても俺のように地方から
たまにしかでてこない、で、少ない動画でのみ判断では
これではテンションもあがらんわけだ。
来て見てやはり、俺はアイドルとしてのベリーズ工房が好きだと再認識した。
今回チケットをまわして頂いた初段氏、T氏には衷心より感謝の意を表したい。