道重の伝えたかったこと

自らをかわいいかわいいと賞し、自分の絵に自信満々なさゆ。
最近、こいつ本当はすごい頭いいんじゃないかと思うように
なってきた。


大の大人ともなれば、他者との比較の累積により
自分の力がどのくらいなもんか、凡の見当がつきそうなもので、
自分を誇大に主張したり、逆に卑小にまとまったりはしないものだ。
若干15,6の少女が、自分のことを「かわいい」「絵がうまい」
などと言って見せるのは寧ろ、まだ若いことの証であるのだが
そういうこと見越した上で「かわいい」といってるんだったら
道重は本当に頭が良い。


25歳くらいの普通の日本人女性が、道重がお昼の番組で
自分のことを「かわいい」と発言してるのを、聞いたとする。
まあ、ガキだわね。大人の魅力を全然解ってないわね。
ぐらいに考えるんではないか。
しかし、同年代の日本人男性、特に日曜出社の社内食堂で
マズい飯を食わされているサラリーマンがフッとこの様子を
見たらどうだろう。自分も子供の頃に持っていた若々しい自信、
何でも出来ると思い込んでいたあの頃、石ころの抜け道、
型くずれのシャツ、喧嘩にくれた傷跡、ほのかな初恋、
そういったノスタルジーを道重の自信満々な姿の中に
見いだすんではないか。ああ俺にもあんな時期があった、と。
そしてここで、少しシュンとなったリーマンの心の隙に
サブリミナルのように響いてくるのが「さゆみ」「かわいい」
という単語なのだ。久遠の郷愁が走馬灯のように巡る回数と
同じ回数、心の中で「さゆみ」「かわいい」が繰り返される。
ああこの子は俺が無邪気だったあの頃と同じ純粋さを
持ってるんだなあ。かわいいなあ、絵もうまいよなあ、
豚氏ね。完全な洗脳の完成である。


http://psychology.jugem.cc/?eid=29
日本人男性の実に10%は確実にロリコンであるという
興味深い資料が存在する。サンプルは13歳未満に限定しているが
15〜6歳までに引き上げるならばその母数はもっと多くなるに
違いない。断言しよう、さゆは我々日本人男性の心理的な急所を
知り尽くした上で突いてきている。さゆ=若い=かわいい
の方程式を意識的に我々の脳裏に焼き付けに来ているぞ。
俺も紺野推しだったけどさゆおしに変えようかなあ、
いやいや、だまされてはいけない、でもかわいいなあ、
色も白いなあ、ぐへぐへ